「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んで。

日本は自由主義、資本主義だけれど、社会主義の国ってどんな生活をしてるのだろう?
かねてからの疑問だった。
日本は新自由主義が行き過ぎてひどい格差社会になりつつある、このままじゃだめじゃないか、と思っていた矢先のこの本。


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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 [ 若林 正恭 ]
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写真もたくさんあって、楽しい旅行記でもあり、いろいろ考えさせられる話でもあり、すごい本だった。
まず、若林さんがキューバに行くって言う話はすごく面白そう!とわくわくした。
彼の飛行機に乗る前のドキドキ感、期待と不安の気持ちから引き付けられ、4日間の出来事は本当に面白く、一気に読んでしまった。
人間の幸せな生活って何だろう?と考える人はこの本、きっと好きになるはずだ。
最後、号泣してしまった。私も同じ体験をしたばかりだったせいもある。
今年一番の本に出会ったと思う。


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オリンピック返上に大賛成、何をいまさら、でもないのです。

日刊ゲンダイの記事より
久米さんのインタビュー
「久米宏ラジオなんですけど」を最近良く聴いており、久米さんが東京オリンピック返上を熱く訴えておられ、私も非常に共感していた。
ラジオ内でも、”賛成か反対か”の投票が行われ、私も参加したが、83%が”オリンピック返上に賛成”となった。
これが本当の民意ならば、政権も考えるだろうし、東京都知事も考え直すだろう。
いまさら、返上なんて、3年しかないのに無理だろう、と皆思っていると思うのだが、実は1000億円ほど払えば可能だという。
80年代にアメリカの都市で寸前に返上したそうだ。

私自身、昔からオリンピックはそんなに好きではないものだった。
誰かがメダルを取ったの、取れなかったの、と一喜一憂する姿にはなんだか、共感できなかった。
なんだろう、勝負事に昔から夢中になれなかった。勝つ人がいれば、負ける人がいるからと思う。
でもアスリートにとって目指す目標で、それがなくなったらモチベーションがなくなるから、あったほうがいいのかな、とくらい思っていた。
それでも近年は、オリンピック後の経済の落ち込み、負の遺産だらけとなった都市、マイナス面が目立ち始めた。
IOCなどの汚いお金の流れなど、目立つようにもなってきた。誰かが儲かるシステムなんだなあ、と皆が知るようにもなった。
世界大会、アジア大会などの競技会は常に行われており、陸上であれ、体操であれ、卓球であれ、やっているので、それで十分じゃないかなと思っている。
メダル数を国ごとに争うのはオリンピック精神には反するものらしい。
だれかが、実際の世界戦争がなくなったから、オリンピックが国の争い戦争の代わりだと言っていたけれど、そんなに皆、戦いたいのだろうか。

大手ゼネコンや色々計画を立てている企業や自治体などには損害は出るだろうが、やめたほうがいいのは正論だと思う。
8月の初旬という絶対に暑くて息苦しい季節の東京でマラソンなど酷な競技が行われることだけでも、オリンピックは本当は選手のためではないことがはっきりしている。
もし開催することになっても、アメリカの放送の関係者の都合だけのために8月になっているので、それを10月に変えるべきである。
久米さんは力説するし、本当にそうだ、と思うことばかりである。



豪雨による被害は日本の人工林の手入れを怠り、放置した結果ではないのか?

集中豪雨により、河川が氾濫し、地すべり山崩れが起きて大変大きな災害になっている。
山の木が流木となって流れてつるつるの丸太になり、たくさんの丸太が橋や家を襲った。
山が崩れた様を見ていて、山には木があんなに生えているわりに深くまで根が張っていないのか?と疑問に思った。
調べると、長い間、スギやヒノキが間伐されていない場合は、密生して光が入らず、結果として細い木だらけになり、根が張っていない弱い木ばかりになるのだそうだ。
そのため、雨や地震などで山の土がもろく崩れやすくなっているらしい。

植林は江戸時代からあり、材木を売って藩の財政を潤していたらしいが、戦後は特に人工林を増やしたらしい。
しばらくして薪としてのエネルギーの需要が減ってしまった。ガスや石油が増えたためだ。
ただ、スギやヒノキは材木として売れる、としてたくさん植え続けた。
ところが、外国から安い材木を大量に買う方向になってきてしまった。
東京新聞の本音のコラム、竹田茂夫氏によると1960年代木材輸入自由化により林業が衰退したという。
前後の拡大造林で増えたスギやヒノキの間伐が行われなくなり、山崩れがおきやすくなった。
日本の国土の三分のニが森林でその4割が人工林で多くは利用可能な樹齢に達しているが放置され、森林荒廃が進んでいるという。
日本は木材輸入大国だという。日本市場は違法な取引もあり、違法伐採などもあり、世界から批判されているらしい。
自由貿易ということで安いからと日本の商社はこんなことをしていたのだろうか。
知らなかった。
日本の森林の間伐を行って、日本の材木をたくさんつかうようにすれば、いいじゃないか、と単純に思うのだが、きっとコスト高、値段が高くなるから使わないのだろう。
つまり、やっぱり、コスト重視というか、安けりゃいいというか、儲け主義のためにこんな事態になっている。
山崩れを見て、これも人災ではないか、と思うのである。
新自由主義の大罪はここにもある、昔、エコノミックアニマルと揶揄されたけれど、今もそうだ。
新自由主義は本当におそろしい。金儲けのためなら人命を失っても構わないらしい。
モラルなき銭の道の世界に突入していたのだ。こんな国でいいのか??

安倍自民が終わり、国民ファースト党が台頭しても…。

安倍政権の退陣は時間の問題ではないだろうか。
応援していた新聞やマスコミももう見放しているようだ。
こうなると案外早いかもしれない。


東京都の議員選挙で、自民党が惨敗、小池百合子率いる都民ファーストの会が圧勝。
さっそく調子に乗って国政に打って出るようである。
国民ファースト党とやらを作るだろう。
はじめのうちはあまり深く考えていない新しもの好きな国民は彼らを支持し、大阪の維新の会と同じく大きくなるかもしれない。

これは憂慮すべき事態なのだが、ある意味チャンスでもあるな、と思った。
自民、民進党から出て行ってほしい人がたくさんいる。
自民も民進も日本会議の議員や、CIAやアメリカ筋とつながっていたり、長州薩摩の応援団の議員がうようよしているからだ。
すっきりわかりやすくなるのではないかと。
これで民進党はすっきりした野党になるはず。小さくなるだろうけれど。
そのためにはしばらく国民ファースト党が大きく人気を保っていたほうがいいのかもしれない。

それで、政権を取りにいくだろう。
小池さんは最終的には自民党に合流するはずで、うまくたちまわって、自民党を復活させた立役者になるわけだ。
政権を取って小池総理大臣を誕生させることが彼らのシナリオなのかもしれないが、そんなに簡単にいくとは思わない。
じきにこの新党の内容がだんだんばれてきて、結局は安倍政権と同じ極右思想、憲法改悪、国防軍創設などの目的があるとわかり、支持率が下がっていく…。はず!国民は何度もだまされ、翻弄されてはたまらない。

来年明治150年、政府が推す明治ブームにはまどわされないように。

東京新聞の記事は私の今の関心にドンピシャでした。
こちら特報部
「勝てば官軍」史観に異議! 
来年明治150年
東北では「戊辰戦争の節目」
敗者の歴史に光を
北海道150年アイヌ文化発信へ
「和人ファースト」脱却
政府が推す明治ブームに危機感
の見出し記事。

ちょうど、私は明治維新の本の三冊目を読んでいました。
「明治維新という幻想」森田健司著です。


いかに会津藩が江戸庶民にとって希望の星で、正義の味方だったのか、
戊辰戦争で気高い精神で戦った庄内藩、それに比べて長州薩摩の新政府軍がいかに野蛮で冷血な戦い方をしてきたか、
今の東北、福島の被害、今も政府の東北にたいする冷たい視線を考えると朝敵とされてきた藩の悲劇はいまも続いているのか、と思えていた矢先だったので、おおっと思ったのでした。

明治維新で新政府軍は近代化のために戦ったのではなく、ただ「私欲」に突き動かされた薩長が、政権を獲得しようと暴れていただけだったということも知りました。
会津藩の政治への態度は家訓としてあったのは、
「政治は利害ではなく、道理に基づいて行われなくてはならない。また、評議には「私意」を挟んではならず、そして争う場合にも「我意=わがまま」を介してはならない。」
という立派なものだったそうで、こういう事実を考えるとこれほど立派なほうが負け、どんな汚い手を使ってでも勝ったほうが正しいとされる、勝ってしまえばこっちのものという歴史のその現実を知ってがっかりしたのでした。政治家がそういう精神ではいい世の中になるはずがないでしょう。

その汚い手を使って勝った明治政府を礼賛する今の政府も私欲だけで、弱い者も守らず、今だ、イケイケドンドン、道徳心もなく政権を動かしているので同じ精神構造だと言えます。
もちろん、こうやって明治維新を一方的な見方をすることはいけません、歴史は一方的な見方からしか伝わらないのでしょうが、あらゆるほうから目や耳をふさがずに知ることが大事だなあと思う次第です。

早くこの明治政府からの薩長の呪縛を解きたいものです。
そのためにも政治家選びで、北海道、東北、沖縄の人が多く選ばれるべきだろうと思いますが、短絡的でしょうか。
プロフィール

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Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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