アメフト事件、森友、加計、防衛相日報、旧日本軍の軍隊

東京新聞、本音のコラム5月23日、斉藤美奈子さんの記事は鋭く簡潔にまとめてあり、全面的に同感で多くの人がそう思ったと思う。

(以下書き出し)


①監督が全体的な方向性を示し、
②コーチが「相手のクオーターバックをつぶせ」などの具体的な指示を出し
③ほかの選択肢がないところまで追い詰められた選手が、悩みながらも「(試合で)使ってください」と申し出る。

 悪質なタックルに及んだ日大アメフット選手の会見は、旧日本軍の上官と兵士の関係を連想させるものだった。いや、日本の歴史にはいまもこのような命令系統、役割分担で動いているところが多々あるのではないか。
財務省での決裁文書の改ざんも、防衛相での日報の隠蔽も、森友問題や加計問題にも同様の三段構えの構造を感じる。

森友学園への国有地売却問題で、文書の改ざんに関与した近畿財務局の職員は、自殺に追い込まれた。彼の立場は③に重なる。しかし、虚偽公文書作成の疑いで刑事告発された、②のコーチに当たる佐川前国税庁長官は不起訴になり、さらに、①の監督に相当する財務大臣や総理大臣は権力の座に座り続ける。
不祥事が発覚したと見るや、責任を現場に押し付け、自分は命令していないと主張する最高責任者。上を慮って、下を守ろうとしない中間管理職。
省庁も大学も同じなのだろうか。日大選手の会見は、追い詰められた兵士の心情と立場を図らずもあぶり出した。真実を語った彼の勇気を見習いたい。


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権力の座についた人間の質が低いと、こういう醜い構造を生み出す。
権力の座についた人間は、常に己を正し、甘えず、崇高な志を持つ続け、孤独に耐えなければならないのだが、まったく違った。
嘘を公然とつき続け、責任は部下に押し付けて罪悪感を全く持たず、己はぬくぬくとその場を離れず、仲間内に甘え、甘やかされている。これをずっと許しづつけている国民の責任はある。

今ハンナ・アーレントの書物が売れているとの記事があった。「全体主義の起源」である。
この本を読破するにはかなりの努力が必要そうだが、テレビ朝日の玉川さんが言っていた発言で、今回のアメフトの問題は全体主義への回帰であるとのことで、本当にそうだなと感じた。こういう体育会系の運動部の監督と選手の関係は個人の自由は認めず、個人は全体のために動くべきだという思想がはびこってしまっている。
大学の運動部、本来スポーツを楽しもうとするべきもの、大学同志のの闘いや大会での地位、名声を得るためにしごかれる部員たち、法を犯すような暴力を正当化、目的をはき違えたままつっぱしってしまうこわさ。戦争の時と同じ意識、全体主義の傾向が復活しつつある日本、過去の反省ないままに繰り返そうとする愚かな日本なのか。
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道徳の教科化がこわい。

子供のころに先生から教わった色々な言葉は、本当に、恐ろしいほどに子供の心に吸い込まれていくものなんです。
先生のいうことをまじめにきくのは当然のことで、今もそうでしょうけど、日本の学校って、軍隊式なんですよね。
逆らう子や言うことをきかない子はダメな子で、先生に褒められる子がいい子、その価値観ががっちりできあがるのが小学生時代なんですね。
私の小学生時代は暗黒でした(笑)。私には苦手な担任で。
小学3年から6年まで同じ担任で、大学出たての若い先生で、元気がいい子が好きな先生で、なんだか私は先生から嫌われていました。私はいつもおとなしくて、元気がない子だから、だめだ、だめだと言われてました。運動神経がないからますますです。
教育の仕方が独特で、生徒の名前はさんづけではなくて、全員あだ名で呼ぶのです。
まあ、近所のお兄さんみたいな感じだったので、元気な男の子には人気でしたが、どうもずけずけとモノを言ったり、子供相手に皮肉を言ってきたり、どうしても私は好きになれませんでした。
それでも、その先生の教えは色々影響があって、とにかく明るく元気そうにみせなければいけないのだ、このままの自分では人に受け入れてもらえないのだ、と思うようになりました。勉強がそこそこできても、その先生の価値判断では勉強ばかりしないで外で体を使って遊べとばかり言われて、自己嫌悪、自己否定感が半端ない人間になりました。

ま、そんなこんなである程度大人になって、「こうあるべき」というタガをはめないで自分は自分、自分を少しは認めてあげようと思えるようになって楽になってきましたが、そこまでは長く苦しみました。本を読んだりして、いろんな価値観があるとわかり、やっと、洗脳が解けたってかんじで。
こんな人意外と多いのではないでしょうか。
もしあの時、もっと穏やかな先生で(多様な個性を認められる人)、どんな子もいい子だよ、と自分を認めてくれる先生だったら、また違う人生を歩めたかも…と思うことがよくあります。

この話はちょっと違う話だったかもしれませんけど、道徳教育などといって、内容は国にとって都合のよい、国の為に働く国民づくりだったりしたら、たいへんな事態です。ISISなどのテロリスト養成と同じこと。
道徳の教育は、別にごく普通の善悪の判断をする話、人に親切をする話程度でいいのです。
まじめな学生を一定のあるべき姿に型にはめて、まして、その成績をつけていくという流れは本当に信じられない話です。
結局その洗脳が長く大人になるまで彼らを縛り続けるはずです。そしてそうなれない人は精神を病んでしまうはずです。
戦争で活躍する人、素直に上官に従う人、日本のために命を差し出せる人、そういう人間をつくるためには子供のころからが一番だともくろむ人の思惑が見えてきます。

国会

国会がやっと開かれています。1月末になってやっとです。
生の安倍総理の姿や言動を見るのが一番です。
このあたりが嫌なのだな、ごまかそうと必死になってるな、嘘を言ってるな、あわてているな、と色々わかります。
野党の立ち位置もよくわかる。
与党のあべよいしょの人たちの顔がはっきりわかる。
麻生大臣の態度も尊大だとわかる。
1月30日の午後のNHKの中継はなかったことが問題になっています。
NHKが放映するのは当然の義務なのに、勝手にやめていいのでしょうか。
しかし、そんなことに負けていないネットの言論で、次々と真相が明らかになっています。
その日、伊藤詩織さんが国会に来ていたのですね。柚木議員がレイプ事件の山口氏の逮捕を差し止めた話をしたからです。

これから国会はインターネット中継で見るのが一番でしょう。
一議員ごとに選んで聴けるので便利です。過去の映像が見られるので好きな時に見られます。

参議院インターネット中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

衆議院インターネット中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

それぞれの歴史観

安倍総理の年頭の記者会見で、明治維新150年、明治維新を礼賛したそうだ。
東京新聞の”こちら特報部”が記事になっていたので、興味深く読んだ。
歴史観が薩長史観、官軍史観そのままである。

本当は歴史観というものは絶対に正しいものはない。解釈は色々ある。
どっちが正しいんだ、と争う気はないけれど、時の政権与党の総理大臣が一方的な考えをはっきり言うとは大胆だなと思う。
政治家は司馬遼太郎が好きな人が多いから、絶対的な正義だと思い込んでいる節がある。
私たちの受けてきた教育が江戸幕府を否定し、明治政府が正しい、とした歴史教育だったので、仕方ないが、
最近は明治維新を疑問視する本もたくさん出されて、去年私も何冊も読んだので、すっかり、明治維新は単なるテロだった、決して良い方向ではなかったと思い込んでいる。

ただ、明治からの150年間どういう経緯をたどってきたか、を考えると決して素晴らしいだけではない事実、結果がある。
江戸時代までのオリジナリティーに富んだ日本の生活様式や伝統文化が破壊されてしまったのも事実だし、廃仏毀釈で破壊活動が行われ、天皇が神とされてしまった。
明治の戦争はロシアの脅威への防衛ということで日清戦争、日露戦争をして、勝ったので一時、列強の仲間入りしたが、さらに過剰な防衛意識で大陸にまで兵を進めた先が第2次大戦の敗戦につながったとも言える。国の主権さえ失った第2次大戦の敗戦。良かったのか、悪かったのか。

別の見方もあろうし、反論もあるだろうけど、一方的な礼賛はやめたほうがいい、簡単に良い悪いの決めつけが危険だということだ。各々が頭を使って、考える時なのだと思う。



ウーマンラッシュアワー、よくやってくれました!

12月17日夜、フジテレビにて放映された漫才、実力派がそろっていたので、久々に見てみようと録画しました。
ウーマンラッシュアワーの漫才には驚きました。
観てよかった。

原発だらけの福井県、オリンピック建設より仮設住宅をしっかり作れ、沖縄の負担をもっと気付けと訴えてくれています。
テンポもよく、政治の今の現状、ズバッと言ってくれてそれを笑いに変えて、訴えてくれてます。
村本さん、中川さん、ありがとう!
バッシングや圧力をも恐れずやっている姿は本当にカッコいい!
惚れますね~。
これからもがんばって欲しいです。

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Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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