中谷巌出演と今日の国会

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言
(2008/12/15)
中谷 巌

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昨日、NHKのニュースに中谷巌氏が出ていたので少々驚きました。
この本は読んでもいないのですが、
内容はだいたいネットなどで知っているし、高いのでわざわざ買う気もないのです。
ただ、いさぎよくこうして言ったことはいいことだなと思っています。
言い出したことをなかなか変えられない頑固者が多いので、
こうして反省できることは認めたいと思います。
顔つきも以前とすっかり変わって柔らかくなってました。

今まで政府の委員会で意見を言い、新自由主義者の旗手として活動、
そういう人であればこそ、それが間違っていたと認めることはそう簡単ではないはず。

ところで、本日の国会では自民党の尾辻秀久氏が
とても積極的な意見を言っていたのでまたおどろきました。

○平成10年あたりから自殺者の数が急に1、5倍も増えたことをどう思うか?
○規制改革会議、経済諮問会議などを廃止したらどうですか?
○2200億円のシーリングなど、なしにしませんか?
○アフガニスタン派遣をどう思いますか?
○年金担当大臣を別に置いたらどうでしょうか?

などなど、今までの議員とちょっと違った大胆な提案でした。
自衛隊関係の話はちょっと?ではありましたが。

鳩山大臣がそれに答えて、オリックスの宮内氏のやり方を非難しており、同意していました。
鳩山さん、頑張れ!
麻生総理は答弁はただ同じようなことを読み上げるだけ。
きわめて形式的な回答で、期待はしていなかったものの、がっかりでした。

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一院制?

小泉元総理が議員数半分に、一院制にと提言したという話。

けっこうネットの中ではそうだ、そうだという人がいるみたいですが、
調べてみたら、日本は議員数は人口に対して少ないんだそうです。
国会議員の数が減るということは国民の代表が減るということです。
むしろもっと増やした方がいいのですね。
こちらのブログにくわしくありまして勉強になりました。

児玉昌己 研究室


今衆議院で通る法案が参議院で否決されるのが嫌な与党、
だから一院制になどと言ったのではないか
消費税論議をそらすためじゃないか等など考えられます。


”議員数が多すぎて、税金の無駄遣いだ”という機運を盛り上げて一気に決められたらたいへんです。

とんでもない話です。
これは絶対に反対です。

若者のサイレントテロなど

景色1
どんな社会がいいのか?と考えてみた。
大きく考えると…細かくいえば、色々ありますが、
生まれてきて、衛生的で、愛情ある環境で育てられ、
充分な教育がされ、健康的な生活で育つことができて、
職業の選択は適正、能力に合った職業を選ぶことができて、
(転職をしても不利にならない)長時間労働でなく、個人の私的生活も充実して楽しめる。
仕事に定年はなく、自由に退職できるが、その後の生活は、ある程度保障され、
一生を終えることができる。
とそれだけです。
それだけっていうのがたいへんなのかもしれないけれど。

私がちょっと変わり者だと思ってもらってもかまわないですが…。

若い頃、子どもが2人いる主婦からこう言われて、物凄く驚いたことがある。
「子どもを産まなくてはいけない」というので、「何故?」と聞き返すと、
「それは社会のためなのだ」という。「人口が減ると年金とか社会にとって色々たいへんになるからだ。」と教えてくれた。
私は「そうなのか~。」と思ったと同時になんだか嫌だなあと感じた。
自分の親はそんなことは一言も言わない人達だったから、こういう考えで生きている人がいるのだなと本当に驚いたのである。

しかし、私のように個人の幸せだけを考えることは果たしてわがままなのだろうか?
一人で生きてるわけじゃないだろう、社会に貢献しろよと言われるだろうか?
個人の幸せのために居るのでなく、社会のために自分が居ると考えろ、と一部の頭がちがちの経済学者はいうのだろうか?

この先、定額給付金を受け取り、散在して無駄遣いして欲しいと政府から渡されても、なんだか腑に落ちない。
使わないで貯金したら困るらしい。無駄遣いして余計なもの買えば、結局は大量廃棄してゴミが出ますよ。たとえ、それを旅行やサービス料に使っても、何しても環境にはマイナスですけどね。

サイレントテロという言葉があると最近知った。若い人で経済社会にほとんど寄与しない人の行動がサイレントテロなのだという。静かなる社会攻撃活動。
お金をあまり稼がない。したがって金をあまり使わない。車も家も持たない。結婚しない。しても子どもを産まない。お酒もあまり飲まない。タバコも吸わない。
所得税、消費税、固定資産税、自動車税、酒税などなど支払いは少ないわけです。
きわめて静かに消極的な方法ではありますが、社会経済に、打撃を与えることができるわけです。

若者はこの先を感知して無自覚に行動しているのだと私は思う。
(このまま人口増えたら、人間は生物学的には絶滅種になる)

経済を活発にすることや経済成長を目指す政策を今までどおりにやっていくのではなくて、
今こそ、考え方を変えることができる転換点だと思う。
個人の心の中の幸せを求めて国を作るべきなのだと思う。

たとえば、石油エネルギーからの脱却を目指して、新エネルギー開発を支援するためにたくさんの資金を投入する。新エネルギーが生まれたら、それは安くて安全なものになるはずだ。

いままでは神社のお祭り、縁日で皆が飲んだり食べたりして騒いでいた、それが人々の幸せだと思い、毎日お祭りをしていた。しかし祭りが終わり、静かな神社に戻って、人は居なくなった。そんな状態でもいいと思えばいいのではないか。




サンデープロジェクトでの竹中氏

1月18日(日)サンデープロジェクトでまた竹中平蔵、金子勝の2人を討論させていました。
お正月のNHKと同じです。竹中氏よりむしろ中谷巌氏を出して、いままでの新自由主義路線が間違っていたという話を聞きたいものです。

アメリカの金融危機が日本に何故こんなに波及してるのか?について。
「日本は構造改革が進まなくなっている、と世界の目からみて明らかになっているということだと思います。」と竹中氏。
…竹中氏のよく言う世界の目を気にする発言ですがアメリカの顔色をうかがっているとしか思えません。

「役人主導でものすごい規制が増えてるんですよね。外資の導入の規制、建築基準法、金融取引の規制はきつすぎる。それで、萎縮してしまっている。」
…アメリカの外資をもっと入れろ、金融取引でもっとアメリカを入れよ、ということでしょう。

「グローバル競争の世界の中、日本の法人税率40%(と高いので)で、ヨーロッパは30%以下、これではグローバル企業は国外へシフトして空洞化するだろう。」
……調べるとアメリカの法人税率は40%ありますね。
「グローバルの中では日本は負け組になろうとしているんです。」
「30年前の裁判でひどい判決があったのです。『会社はつぶれるまで解雇してはいけない』と言う判例があるからいけないんです。それから「同一労働、同一賃金でなくてもいい」という判例があるからいけないんです。」
「日本は負け組になろうとしてます。世界政府などありませんからどこも助けてくれませんよ。
所得の再分配なんてしてくれませんよ。」

…この言葉は、驚きました。世界政府?案外、本心はこれを望んでいるのでしょうか。
陰謀を思い起こしてしまいます。
終身雇用制度をぶち壊したいようです。

「強い企業が日本にとどまるように、強い外国企業に日本に来てもらうように、
法人税減税は必須です。外国企業を入りやすくするように規制緩和しなくてはいけません。」
他は羽田空港の(時間?)拡張、東大民営化も訴えていると田原氏が付け加える。

…東大まで外国に売ろうとするなんてなあ、あまりにもひどすぎます。
金子氏がそんなことでよくなるとは思えませんねと言っていましたが、同感です。
金子氏の疑問や意見に具体性がないと田原氏と竹中氏が2人で責めていたが、そんなことはないのに…と私は強く思いました。この番組自体が竹中氏の応援に回っているのでしょう。
今、ひどくなってるのに、しらっとして開き直って、このままでどうするんです?もっとひどくなりますよ、と反対に攻撃されてるみたいで、全く腑に落ちないのです。

「格差社会 何が問題なのか」を読んで

格差社会―何が問題なのか (岩波新書)格差社会―何が問題なのか (岩波新書)
(2006/09)
橘木 俊詔

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2006年に書かれた本ですが、たいへん堅実にデータを駆使して、日本で格差がどのようになっているかを検証している本です。

1980年代までは一億総中流時代と言われていましたが、今は確かに貧富の差は拡大しているようです。
2006年、格差の拡大について、内閣府は「日本が高齢化してることにより見かけ上の問題である」と公表して、認めようとはしませんでした。国は貧富の差のある国というレッテルを貼られるのを嫌がったのでしょう。
さらに、小泉首相は「格差はどこの社会にもあり、悪いことではない。」「成功者をねたんだり、能力の
ある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない。」
と発言しました。
その時は国民の多くは反発せず納得させられてしまいました。本当に小泉氏は言葉の使い方がうまく時代の風潮をつかんでいました。

社会の不平等さをしめすデータから、日本は先進国の中で下のほうにあることがわかりました。
平等性の高い国はデンマーク、スウェーデン、オランダ、オーストリア、フィンランド、ノルウェーなど。
中程度に平等なのが、フランス、ドイツなどのヨーロッパの大国、カナダなど。
不平等度の高い国は日本、イギリス、アメリカ、イタリア、ポルトガルなどで、新自由主義を取り入れすすめた国だということがわかりました。

それから相対的貧困率ですが、1位メキシコ20,3%、2位アメリカ17.1%、3位トルコ15,9%、4位アイルランド15.4%、5位日本15,3%(2000年)と上位にいます。先進国と言う点で言うと、かなり上になるのは驚きます。日本は貧困層がとても多いのですよ。

構造改革と格差の問題は関係ないという人も居ますが、格差拡大が80年代からあり、それを容認して、そのまま規制緩和や競争促進などの政策を進めたので、格差拡大を助長したといえるのではないでしょうか。

英サッチャー、米レーガンのやった構造改革政策の結果を見たら大体想像がつくというもの。
市場原理を活用して規制緩和を行い、減税を行い、経済を活性化させました。福祉も削減。
結果、経済立て直しになりましたが、格差が拡大して財政赤字になりました。

日本も不良債権処理に成功し、地方の公共事業の削減で無駄をなくしたことなど、功績ももちろんありますが、日本はもともと社会保障費は先進国中、最低水準なのにさらに社会保障費を削減して赤字をなくそうとしているので、貧困層を増やす結果になっているそうです。

日本は税の負担率は最低レベルで社会保障給付は最低レベル、つまり、「低福祉、低負担の国」。(ヨーロッパは消費税20%~25%と高い。)消費税は逆進性の性格があり、一律に上げると低所得層に大きな負担になるので、食料、教育、医療は税をかけず、ぜいたく品を15%以上にするなど累進消費税をかけるのはどうだろうかと橘木さんは提案しています。

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ニッポンの作り方

竹中平蔵、上田晋也のニッポンの作り方
というBS放送の番組がありますが、(一度だけちらっと観たことがあり。)
12月で最終回だったらしいのですが、ここで内容を読むことができます。
竹中氏が一体何を今考えているか、興味があったから読んでみたりしていたのですが、
最終回の言葉は唖然とすることばかりでした。

「民営化した郵政はアメリカに出資せよ。」
「構造改革をすすめよ。」
あいかわらずです。
そして最後には
「古いしがらみは捨てよ。」
「中国のことわざに”よい果物を作ろうと思ったら、できるだけ削れ”という言葉があり、栄養をそこに集めるということで、「選択と集中」に通じる理にかなった考え方です。捨てる覚悟を持ってください。」

ここには彼の冷酷さが現れていて、怖い!
人間社会を植物の手入れの話ですりかえるとは。
よく働く能力ある人には金や権力を集め、働かない無能の人には死んでもらうみたいな??

私は以前種から植物を育てたことがあるけれど、弱々しい芽は摘んで、強そうな芽を残せ、と植物の本には書いてあったのですが、せっかく芽が出たからかわいそうだなと思って、やたらに鉢を増やしてしまいました。まあ、それはやりすぎで極端でしたが、植物だからいいのですが、一体何を捨てろとおっしゃっているのでしょうか?

「今までの既得権益や古い利害を捨てる覚悟」に他なりません。
もしかしたら、自民党も民主党も、これまでの支持団体を捨てて、新たな政党へ生まれ変わる覚悟が必要かもしれません。ともすれば、政治家は党を捨てる覚悟も必要でしょう。自分が生まれ変わるためには、何かを捨てて対応していかなくてはならないんです。


では一般の国民にとっての古いしがらみとは?セーフティネット?
国民の保障制度全般のこと?
竹中さんや小泉さんを大好きな人もまだ居るみたいで、こんなこと書くと色々と反論もあるのでしょうかね…。会社員なら年功序列制度、高額の給料をもらっているあまり働いていない人とか、農業、漁業などの業種にある各種団体などのことを指してるのでしょうか?
もうすでに充分に壊してるような気がするんですが…。
彼の言うことを聞いていたら、どんな国になるのか、予想がつきませんね。

古い民家をすべて壊してリフォームすると決めたのはいいのですが、どんな形になるのか、デザインにするのか、わかりません。すべて新しくリフォームすればさぞかしすっきりと新しくていいだろうなあ、と夢見てる段階の話だけのようです。もしもアメリカのような社会が理想なのだったら、今のアメリカに何も憧れる部分はありませんけど、竹中さんはまだ憧れているんでしょうか?




「若者のための政治マニュアル」

若者のための政治マニュアル (講談社現代新書)若者のための政治マニュアル (講談社現代新書)
(2008/11/19)
山口 二郎

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この間の元旦の討論会(NHKスペシャル)で初めて山口二郎さんを知って、興味を持ったので読んでみた。
顔は少々怖いが(失礼)、気持の優しい人だなあ、と思ったが、やはり内容もそうだった。
題名からすると、若者向けなので、わたしのようなおばさんには向いてない内容ではないか、
と思ったが、普段あまり政治など考えていなかったような女性に向けてもいいのではないかと思う。

今の学生、若者は、人間的に優しいのに、差別に対する疑問、怒りが少ない。
権力者の行動を看破できるスキルを身につけないといけない。
格差など社会の荒廃の被害を受けている若者は辛い思いをしても、自分を責め、自殺する者、あるいは逆に、戦争でもないとやってられないと思う者が出てきているという状況だという。

さらに、今の時代は昔と違って若者の居場所はない。自分を認めてもらうことが減った。平和な日本の時代では会社内のコミュニティ、隣近所、学校に参加することであったのが、なくなってしまった。

最近の若者は権利ばかり主張するといえるだろうか?むしろ、ノーである。
若いサラリーマンはサービス残業して休みも自由に取れないで過労死が起こっている。
もっとわがままに権利を主張してもいいのである。
自信をもってわがままになろうと。

権力者は我々は社会の利益のためにしているのだ、と大きな顔をしているけれど、
実は個人の欲望だったりする。

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国会中継みて

本当に最近は政治経済が気になって仕方ない。
1月9日、昼間家に居たので国会中継を聞いていた。
ほとんどが定額給付金の批判が多く、麻生さんがもらうとかもらわないとかそんなことばかりで時間を費やしてもったいない。もう麻生さんは意地でもするんじゃないかと。
時間がもったいない、もっとほかの大事な事を討論して欲しいなと思っていた。
すると、
最後に出てきた国民新党の亀井 久興さんの意見と質問を聞いて、おもわず拍手してしまった。
亀井さんは元自民党員で郵政民営化のときに離党した方だと思う。

自民党はあるときまで、日本人がみな中流だと思えるようになって、世界で一番成功した社会主義国と世界から言われる国を作り上げた自負があったが、竹中さんが現れ、一部の金持ちが力をもち、下を引っ張り上げるという思想で、それまでのいい状態を壊してしまったことを指摘した。

麻生さんはそれをどう思うか?と聞いたわけだが、麻生さんの歯切れは悪い。
”社会主義国と世界から揶揄された”とか、”皆中流がいいのか悪いのかわからんですが…”とかいうのである。しかしはっきりいいとも悪いとも言えない。麻生さんのスタンスは新自由主義を貫くつもりなのだろうが、気の効いたことも言えなかった。

元々この亀井さんと麻生さんは学習院で小学校から大学からずっと一緒だったそうだ。(亀井さんが一つ上)亀井さんは上品でいかにも学習院と言う感じで、やさしく柔らかい言い方をされるが、実は離党するほどの勇気のある強い信念を持った方だとわかった。

それから亀井さんはオリックスの宮内氏(長い間、政府の審議会メンバーだった)が”かんぽの宿”を安く一括して手に入れることに反対、鳩山さんもそれに賛同しているので、とても、いいことだと思った。

かつてオリックス(宮内氏)はタクシーの車をリースする仕事で、例の規制緩和で大儲けしているそうだ。タクシーは増車したが、現場の一人一人の儲けは減っていて困っているそうだ。
彼はものすごい新自由主義者である。
政治に関与している人が、自らの私腹を肥やすとは卑怯だ。
そして今回もかんぽの宿を安く手に入れようとしていたとは。
ストップがかかって、本当に良かった。

派遣村

派遣村のことでなんやかんやと文句を言われているようであります。
世の中はどんないいことでもいちゃもんをつける人がいるのだから、
そんなの、無視しようと思っていました。
でもTBSラジオで勝谷って言う人が大きな声で文句を言ってたので、驚きました。
「あれはもともとのホームレスばかりじゃないのか。だったらなぜ顔を映さないんだ?本当に派遣を切られたばかりの人なんていなかったのでは?」つまり、あれは嘘、やらせだといった内容。

たとえ、あの中に長い間ホームレスしてる人が混じっていたとしても、別にいいじゃないですか。
「反貧困」を書いた湯浅誠さんらが先頭にたって、寝る場所のない人を日比谷公園に集めて世話をして、それがマスコミに取上げられて、政治家も見に行って、と広がった。
それが意義があることだったんじゃないかな。
湯浅さんはこういう人たちは、たくさんいても横のつながりがなく、皆一人で黙って耐えてるひとばかりだと知っていたんです。おとなしく、激しい怒りをもつこともなく、ただ黙って耐えている人ばかりなのです。だからこうして集まることで、世間の目を向けさせる。
これが重要だったんです。

インタビューでは”今回、人の温かさを知って、自分もいつかこういうボランティアに参加して人を助けたい”と言っていた人がいましたが、感謝の気持、人を助けたいという純粋な気持に涙が出ます。それを嘘だ、偽善だと騒ぎ立ててるなんて、なんて寂しいことでしょう!
反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)
(2008/04)
湯浅 誠

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IMFの構造調整プログラムって…。

また続いて安部芳裕著「金融のシステムは全部ロスチャイルドが作った」から
IMFについて、それから途上国へしてきたことを検証します。

IMF(国際通貨基金)はWTOとともにグローバリゼーションを推進する中心勢力であるとともに
同時に途上国を支配する機関でもあります。

戦後、植民地が独立しましたが、貿易は一次産品の30品目にかぎられ、輸送手段、販路は自由ではありませんので、結果、赤字になってIMFや世界銀行から金を借りることになると、『構造調整プログラム』を受け入れることが条件で、自国の経営権を失ってしまいます。
その「構造調整プログラム」の内容とは
○緊縮財政
○付加価値税など増税
○公的企業の民営化
○生産性や外貨を向上させる産業の促進(森林伐採、ダム建設、コーヒーココア、サトウキビ栽培)
○高金利や通貨切り下げ
○各種規制緩和、金融、投資、貿易の自由化

つまり公的サービスを切り詰めて借金を返済させ、国民に増税をかけて、さらに外国企業に公的部門を売却して返済をさせます。自国民が食べる食糧ではなくて、外国に売る作物を作らせるので飢餓が生まれます。通貨を切り下げて国民の借金が膨らみます。こうして途上国は借金地獄へ落ちていきます。債務の鎖につながれた奴隷と化して抜け出せないのです。


ちなみに…
米国の新植民地主義の手口を示します。
米国が資金提供し、軍事力で民主主義運動を弾圧し、親米の独裁政権を作り上げます。
親米政府に様々な法律を作らせ、外国企業が自由に土地を使い、高い利益を上げられる環境を作ります。
軍隊を使い、虐殺行為を繰り返し、特定の地域の住民を追い出し、土地を外国企業のために確保。その国からは多額のODAが親米政府に出されます。そして空いた土地に続々と外国企業が進出。外国企業は人権無視、環境破壊など行って経済効率を高め、油田、高山食物プランテーション開発、木材伐採をおこないます。こうして多国籍企業は、自ら手を汚すことなく、侵略を実現し、資本を広げ利益を得られるのです。土地を奪われた人たちは抵抗勢力となって闘いますが、それは”テロリスト”と呼ばれ、圧倒的軍事力で弾圧されることになります。

○○○○○○○○
よくもこれほどの悪いシステムを思いつくものだと思います。
発展途上国と言われる国、こういうシステムで浮上できないようになっていたんですね。
(発展途上国とは失礼な言い方で伝統的民族文化を原始的とみなす文明国の驕りであるものの。)

IMFの「構造調整プログラム」の内容はどこか見たことがあると思いませんか?
小泉竹中の構造改革と似てるなあと私は思ったんですが。
緊縮財政、公的企業の民営化、各種規制緩和、食糧自給率の低下。
「年次改革要望書」って結局このプログラムと同じようなものでは?
このままいけば、日本も鎖でつながれた奴隷化された国、植民地化された国になることろでした。
いや…もうなってるのか?
ただ、違うのはまだ日本は第一次産品だけでなく、貿易の販路の自由があり、通貨の切り下げで国民のもっていた貯金が一気になくなってしまってはいないのですが…。
金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)
(2008/09)
安部 芳裕

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中東の戦争について

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(2008/09)
安部 芳裕

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今イスラエルがハマス(ガザ地区)に空爆攻撃をしかけているので、この本のなかに書いてあったイルミナティの行動計画をもう一度検証してみると、第三次世界大戦へ向けて実行中なのではないか?と思われました。

284ページ、戦争危機②中東大戦争へ発展か?というところで

アルバート・バイクの未来計画に
「第三次大戦はシオニストとアラブ人との間に、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違
によっておこるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている。」
とある。
2008年3月、米軍のイラン空爆を推進したチェイニー副大統領、反対していたファロン司令官を辞任させた。したがっていつでもイランを空爆できるようになったそうだ。
『イスラエル+米国』対『ハマス+ヒズボラ+イラン+シリア』
「ユダヤ教世界」体「イスラム教世界」の全面戦争になるように仕向けているようだ。


アルバート・バイクの未来計画とは?…1871年、イルミナティ3代目首領が「世界を統一するために、今後3回の世界大戦が必要だ」という書簡を送った。相手はイタリア統一運動主導者「青年イタリア」組織のジュセッペ・マッチーニ。(彼はイルミナティ2代目首領)
その内容は
①第一次大戦は絶対君主制のロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェント(手先)の直接のは管理下に置く為に仕組まれることになる。ロシアはイルミナティの目的を促進させるための”お化け役”として利用されるだろう。
②第二次世界大戦は「ドイツの国家主義者」と「政治的シオニスト」の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに「イスラエル国家」の建設がなされるべきである。
③第三次大戦はシオニストとアラブ人との間に、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違
によっておこるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている。
3次世界大戦のあと、
④キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる。

となっている。
アルバート・バイクは南北戦争の英雄で、白人至上主義組織KKK創設者で、彼の書いた本はフリーメーソン幹部の教科書になっているそうだ。

○○○○○○○○○

恐ろしいことに、彼らの計画は続行中のようです。
いや、陰謀論など信じないという方には偶然の一致、歴史の必然というものでしょうか。

しかし、フランスのサルコジ大統領などが停戦を呼びかけたり、世界の世論はイスラエルのほうが悪いという見方が多いのではないかと思います、新聞などの論調はどちらかというとそういう感じですから、そうそう彼らの思うとおりにはならないような気がします。
…そう強く願っています。
9・11で戦争を始めましたが、そのことを指すこともできますし、そうならば、ずっとテロとの戦いと言ってる今がすでに第三次大戦中に入っている…?
それとも、それが世界大戦へと広がらないので、最後のあがきで、焦ってこんなことをしてるのか?そのへんのところはまったくわかりません。

「NHKスペシャル激論2009」をみた。

2009年1月1日、『NHKスペシャル激論2009』を見た。
竹中平蔵、岡本行夫、八代という小泉改革派VS金子勝、山口二郎、斎藤貴男の小泉構造改革反対派と中間派と思われる勝間和代という論客。

NHKなので、司会者(三宅アナ)は民放の田原総一郎氏と違ってさえぎったり、意見を押し付けることがなく、まとめ役として、まあまあ良かったと思う。
しかし、いまさら竹中氏を出して彼が反省の弁でも言うのなら観る価値もあるが、相変わらずワンパターンの主張を繰り返していたので気分が悪かった。
NHKの作成したVTRで「市場原理主義」という言葉が何度も出てきたので、少しは世論は変化しているのかと感じたが、冒頭で竹中氏が”NHKで「市場原理主義」という言葉がでてくるとは”と抗議ぎみに言っていたのも印象的だった。彼らは「市場原理主義」という言い方は大嫌いみたいだ。


結局、新自由主義、市場原理主義者と言われる竹中氏など、洗脳されてしまっているのだろう。カルト教みたいなものである。
目の前に起こってる状態を見ないで、理屈だけを唱えている。
そしてまるでないことを、あることのように語る。
貧困も格差も原因はここにあったとは認めないようだ。
目が覚めないと現実を観ることができないかもしれない。

斎藤貴男氏は国民の幸せのために政策があるはず、経済成長のためにあるのではないとおっしゃていたが、その通りだと思う。
山口さんも痛みを共感できることが政府の態度だと言っていたがその通りだと思った。
金子さんはもっと言いたいことがあったと思うが、(もしかして編集された?)怒りモードのいらいらした感じの竹中さんに比べて終始、乱れることなく、余裕をもって語っていた。竹中氏、オランダ型の「同一労働、同一賃金」にしようとしたら、抵抗勢力に反対されたと言ったので、あの時そんなこといってましたかと疑問を投げた。そうしようとしたなら、改革する順番が失敗だったということになるが。

本当は今現在、追い込まれているのは竹中氏のほうのではないかと思うが、他のブログをのぞいてみたら、彼のほうを指示したいという人が多くて驚いた。やはりディベートがうまいのだろう。
反対派の3人を情緒的、理想論、現実的ではないと批判していた。

反対派の人から「年次改革要望書」のことが一言もなかったのは残念だった。

年功序列、終身雇用、既得権益のある年配者などが若者の雇用を阻んでいると言った勝間さん、私はそう思わないが、山口さんもそれに異論を唱えていたが遠慮がち。

竹中氏は”法人税を下げないと企業は海外へ出て行ってしまいますよ”とまた言っていた。
またまた脅しか。

彼は内向きになった若者に対して、今は前までの財産を食いつぶしてるだけ、このままじゃ新しいものは何も生まれない。”なんとか原理主義”とか情緒的なことを言ってる場合ではない。世界は厳しい状態になる。リアリストたれ、だそうだ。随分と若者にも厳しい。まるで戦争にいけと言ってるようだ。

私も今まで国の諸々の団体での不正な予算、無駄遣い、そういうお金が無駄だったと思っていたが、郵政民営化等でアメリカに流れてしまった金のほうが無駄というか、恐ろしいと思うようになった。アメリカに流すために障壁を壊してそのパイプを通すようにしたのが小泉改革なのだから。

プロフィール

newten

Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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