「私物化される世界」

私物化される世界―誰がわれわれを支配しているのか私物化される世界―誰がわれわれを支配しているのか
(2004/03)
ジャン ジグレール

商品詳細を見る


この本のカバーにある言葉は
「巨大な富を独占する少数者を生み出し、人権、自然、国家を破壊し、
飢餓と犯罪を創出するモラルなき市場経済至上主義を糾弾(きゅうだん)する。」


グローバル化というものがいかに富を一極集中させて貧富の差を生み出すかが書かれている。
実を言うと、翻訳本だからかなり読みにくくて、買ってからずっと全部は読みきれないでいた。
しかし内容は濃いので、たまに読み直したい。
ここから、ごく一部を少し書き出してみます。

******
(グローバリゼーション)
実に崇高なイデオロギーである!
ネオリベラリズムは好んで、「自由」という言葉を用いる。
制約なんぞ、くそ食らえ、民族、国、人間の間の垣根など飛び越すのだ!
各人に全面的な自由を、全員にチャンスと幸福展望の平等を!
いったい誰がこれに反対しようか?
これほど幸福な展望に魅惑されない者があろうか?

続きを読む»

スポンサーサイト

「転生と地球」憧れる世界は?

転生と地球―価値観の転換へのメッセージ転生と地球―価値観の転換へのメッセージ
(1997/08)
高木 善之

商品詳細を見る
この本は12年も前、1997年ごろに買って読んだ。
当時、私にとって、驚くべき内容だった。

著者の高木義之さんは、1981年事故で生死の境をさまよっているときに、
「10年後、ソビエトが崩壊。
 20年後、アメリカが崩壊。
 40年後、世界が崩壊。
 未来は決まっていない。
 未来は選択可能、滅亡も進化も選択可能。」
という声を聞いたそうだ。

それでソ連の崩壊が1991年と的中してしまったので、
次のアメリカの崩壊はどうなるか?と思ったものだ。
(この本が出たときはまだその前。)

続きを読む»

「市場原理主義が世界を滅ぼす!」を読んで

市場原理主義が世界を滅ぼす!―“日本人”再生への提言 (徳間文庫)市場原理主義が世界を滅ぼす!―“日本人”再生への提言 (徳間文庫)
(2009/02)
高杉 良

商品詳細を見る

経済小説をたくさん書いておられる高杉良氏のこの本はまさに直球。
辛らつに、しかし痛快に書いておられる。胸がすっきりした。
あんまり露骨に人の悪口を書いてるのは良くないことだと思いつつも、
もやもやをふっとばす感じなのだ。

ここではとにかくあの小泉ー竹中路線とはなんだったのかと。
2008年9月15日から始まった世界不況。
これで市場原理主義の敗北が決まったが、
その後遺症で苦しむ現在、いまだ竹中氏の反省はないとあきれている。
この中で竹中氏の政策のひどさを暴いている。怒り心頭といったところだ。
それでも未だに彼がテレビで意見を言い、新聞の紙面に書いているところが、さらに腹が立つのだ。彼を未だに持ち上げるマスコミの人々が多いのも腹立たしいと。
日本のバブル期に拝金主義にまみれたのに、そのとき何も学ばず、また拝金主義が横行していると嘆く。

続きを読む»

投票の際は…

自民党が下野したのは1993年8月9日から94年4月28日まであった。
私も当時は随分歴史的なことだと思ったものである。
でも、短かった。(その後自民も加わった連立の村山政権になる。)

今年中に選挙で、自民党が敗北したら、また下野するのだろうけど、
その点でいいことは(民主党が必ずしもいいわけではないけど、)
小泉竹中政治の骨太の方針だの、そういうものが見直されるだろうことである。
(他にも色々あると思うのだが、細かくはわからない。)

小泉のあと、安倍、福田、麻生とつないでいったけれど、そのころまだ小泉竹中政治に対して、今の
ように激しく批判が出てなかったころだから、その継承には世間は冷めていて静かだった。

去年の9月のアメリカ発リーマン破綻から始まった世界不況で、社会保証制度、セイフティネットが破壊されて弱者が切り捨てらる社会になっていたこと、新自由主義がはびこり、市場原理主義の世界になっていたことに気がつかされて、もう今までの自民党のカイカク路線の政治ではダメだとやっとわかった。

おかげでいままで、これでいいのだろうか、何かおかしい、なにか人々がぎすぎすしている競争社会で、殺伐として未来に希望が持てない、と感じていたこと、その原因がはっきりしてきた。

とにかく政権交代とばかり叫ぶ民主党に人たちだって私はあんまり信用ならない。市場原理主義者がいっぱいいそうである。
アメリカの真似みたいな2大政党制が本当に良いのかよくわからない。
民主党の中の人も出て”カイカク新党”でも作ってもらいたい。
国民新党に出て行った亀井さんたちのようにはっきりして欲しい。
自民党の中の小泉チルドレンやら小泉氏を支持していた人はみな自民党を辞めて、この同じ
カイカク新党に入ってもらいたい。どうもはっきりしないからだ。
清和会?とかなんとなくわかるけれど。
彼らを間違って支持してしまうことにならないようにしたい。

なので、投票の際は、慎重にHPなどでひとりひとりの考えを検証しなければ。
と思うこのごろである。
プロフィール

newten

Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード