除染作業について

福島の除染が行われている。
東京新聞によると
除染作業がそのまま大手ゼネコンに発注されており、結局原子力ムラにまた金が流れているという。
私はこの作業は無駄なのではないか、とつくづく思ってしまう。
そもそも除染の正しいやり方などないらしいし、専門家もいない。
いくら作業してもまた風が吹いて積もってくるから、きりがないところもあるそうだ。
それに避難できないまま人が残っている地域もあるのが恐ろしい。
強制的な避難区域内の人で避難できている人たちはいいが、
そうでない区域の人は本当にたいへんだし、気の毒だ。
安全であると言われても疑いあるならば、逃げておいたほうがいいのではないか?と思う。
半信半疑のまま住み続けるのはよくない。
何年か後に白血病やガンが増えてもそれを立証できないから裁判に持ち込んでも難しい。
したがって、責任を取る人がいない。
責任を取らなくてよいと見ているから、こんな対応しかできないんだろう。

避難できた村でも問題が深い。
東京新聞にアンケート結果があった。
ほぼ6千人の村民が避難している福島飯館村の人のアンケートで今村の除染と帰還のめどについて
住環境の除染が2年後終わるという可能性があると思うか、86パーセントが可能性が低いと思っている。
2年後に村に戻って生活するか、の問いには59パーセントがしたくない、
原発事故前の生活に戻れると思うかの問いに、可能性が低い、ないが77%だった。

村が除染費用を出すならば、その費用で土地を買い上げて欲しいという意見があり、
本当にそうだなと思う。除染費用が地元の人の雇用に繋がるならばいいが、関係のない大手ゼネコンに入るのだから、なんか間違っている。国の対策は。
2年後、仮に除染が終わっても、戻った村の人が前と同じ生活をするには、今の仕事のことがあり、その間、2年間どうすればいいのか、と言う問題がある。
早く別の地で生活できるように国としてまっさきに協力するのが一番いいと思う。
遠くに逃げたいと言っている人にはどこの場所にいる場合でも補助するべきであると思うのだが。
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始まっている未来~新しい経済学は可能か

始まっている未来 新しい経済学は可能か始まっている未来 新しい経済学は可能か
(2009/10/15)
内橋 克人宇沢 弘文

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宇沢弘文氏と内橋克人氏の対談形式の本。
宇沢氏の本は他に読んだことがありませんが、難解な部分も多そうなので、対談形式は読みやすそうだと思い選びました。
宇沢氏は1928年生まれ、東京大学名誉教授、シカゴ大学であの市場原理主義者のミルトン・フリードマンと一緒だった時期があったそうで、とても興味深い話が書いてありました。
フリードマンは事あるごとに市場原理主義のゴスペルを広めようとして同僚からひんしゅくを買っていたようで、
他の大学でも、彼の影響を受けた人は経済学部に入れないという暗黙の了解までできるほど嫌われていたようです。
フリードマンの市場原理主義は経済学とは言えない一種の信念じゃないかと言っています。
フリードマンの優れた能力というのは、日常的な問題を巧みにとらえて、たとえば、
ベトナムで水素爆弾を使うべきか否か?という議論が国内で起こった時、
「自由を守るためには、共産主義者が何百万人死んでもかまわない」と発言。
さらに(これは有名なエピソード)
彼が銀行に行って一万ポンドの空売りしたいと言ったら、「それはできません、我々は紳士だから」と言って断われる。それに対して彼は激怒、「儲ける機会があるのに儲けようとしないのは紳士とは言えない」と主張。
麻薬の規制では「麻薬をやる人はその快楽と中毒になったときの苦しみを比較して、合理的に判断で快楽を選んでいるだけ、個人の自由を制限してはいけない。」
黒人問題では、「ティーンエイジャーのときに遊ぶか勉強するかを選ぶ時、遊ぶことを合理的に考えて選んだ結果であって、上の学校にも行けないし、技能も低く、経済的貧困になるのであって、経済学者が何をすることもできない。」と話した。(それに対し、黒人の学生は「我々は親を選べません」と反論したそうだが。)

TPPのことが今話題になっているが、

戦後の自由貿易体制の大きな問題だといいます。
これをするための前提が2つあるという。
1、米を作っていたが、値下がりしたから、田んぼを工場に変えて自動車を作ることにした。
その転換がコスト、時間がかからずにできる。
2、人間は儲けるために生きているという市場原理主義。

メキシコでは何が起こったか?
2年ほど前から7万5000人と言う大規模デモが相次いでいる。
主食はトウモロコシの粉のトルティーヤ、タコス。
北米自由貿易協定(NAFTA)1994年から
この協定を締結した後、
アメリカから安いトウモロコシが輸入され、
南部の小規模零細家族経営農家が壊滅し、
流民化し、
主食トウモロコシは自ら作れない国になってしまった。
そこに、価格暴騰、自国の少ないトウモロコシまでバイオ燃料でアメリカに買い取られてしまった。
NAFTAのマイナスの影響をもろに受けてしまった。

この例を日本は良く見たほうがいいと言っていますし、本当にこういう例に目をつぶっていると
手遅れになってしまうのではないでしょうかね?
畑を一度つぶしてしまうとまた畑にするのは大変だと思う。

自由貿易を反対する陣営は
保護貿易が戦争につながるともっぱら言っているそうです。
これらすべてはアメリカの戦略。

インドもイギリスの植民地になったとき、インドはイギリスの公務員の年金を支払わせて、
軍事費もインドに負担してもらっていた。


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下書きにしたままの記事で、約一年前書いた文です。公開を忘れていました。
もう少し書き足そうとしておきましたが、ほんの少しだけ内容の紹介でいったん終わらせていただきました。
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Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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