ニューテンの部屋

政治経済関係の本の内容紹介とその勝手な独り言など書いています。

石原都知事の辞任

石原慎太郎都知事の辞任の件では東京新聞の報道が面白い。彼を色々分析している。
石原都知事は本当は自分が総理大臣になりたかったらしいが、その夢はかなわずに東京都の知事になった。
去年の選挙はもう出たくなかったが、「息子の首相の芽がなくなるよ」と、森元総理が息子の伸晃氏と一緒になって説得して、出ることにした。息子をよろしく、と言ったそうだから、せめて息子を総理大臣にしたかったのだろう。そんな動機だけで、やる気のないまま都政をしようとしたのだから、都民を馬鹿にしたものだ。
今回辞めたタイミングはその芽がなくなったからとも、「国民の生活が第一」結党パーティの記事を消すためとか、何かまずいことがあって、それから逃れるためとも色々憶測があるようだが、辞めてくれてありがとう、である。新党なんてマスコミは持ち上げるけれども、たいした勢力ではないだろう。

石原氏は会見で自分のした仕事の功績をあれこれ述べていたが、(保育所の話とか)官僚がどうのこうの、と散々悪口を言っていた。今回の尖閣諸島問題の責任を取って辞めますというならば、まだ大人として正しいが、彼はそのことをまったく話さなかったし、大竹まことのゴールデンラジオでもその点に疑問を呈していたが、記者会見で記者の質問にこのことが全く出なかったことがまことに情けない。
石原氏の物言いは、一見小気味いいと言うか、官僚の悪口言って、痛快な感じもあって、これがいいと感じる人も中にはいるんだろうけど、敵を悪く言って攻撃し、自分を高みに持ち上げるというやり方で、かなり幼稚である。きらいな人物にはバカを連発していて、まるで芸人のたけしのようだなと思った。
そのへんの記者たちよりも本も読んで、勉強してるぞ、とばかりに威張り散らし、不機嫌そうにしている態度、やたらに英語を入れて話す態度など、おれは頭いいんだぞの感じがありありである。
ただ、ちょっと昔のわがままな父親のような感じがするかもしれない。痛烈な批判や皮肉を言ったあと、にっと笑う、あの感じなど、ふっと、笑って許してしまいたくなるような部分もある。しかし、ごまかされちゃいけない。
東京都民の多くはこんな人に投票して当選させてしまったのである!辞めてくれて今回はありがたいと思う。
ただ次の候補者がまた問題なのだが。
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  1. 2012/10/27(土) 13:06:24|
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孫崎享さんのツイートから

最近、もう頭の中が怒りやらなにやらがごちゃごちゃして、言いたいことが山ほどあって、何から始めたらいいのかわからない、という感じです。自分自身はツィッターはやっていないですのですが、やっている方のを読むだけならばPCでよく読んでいます。孫崎享氏のツィッター、先日から興味深く読ませていただいています。

先日は朝日新聞の「戦後史の正体」の書評がひどかったらしく、たいへん怒っておられました。陰謀史観と切り捨てる朝日新聞の姿勢がよくわかりました。


野田総理の米隷属ぶり、オスプレイ配備についても怒っておられ、まったくその通り!!と胸がすく思いがしました。
青字が原文の抜粋です。

「オスプレイは日本防衛に何の役にもたたない。何故本土に広く訓練しなければいけない。どこまでも米軍になめられている。野田、森本なら何でも出来る。隷属こんなに進んだは戦後初めてじゃないか。」

自民党政権よりももっとひどい米隷属の野田総理。自分のかつての主義主張など簡単に変えてしまうような人物だということがわかりました。

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尖閣問題…国民が歴史を知らなすぎることについても、そうだろうなと感じます。

領土問題の複雑化の出発点は日本国民が、歴史を知らないことにある。

日本はポツダム宣言を受理した。その中に「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」の記述がある。この段階で日本固有の島であるという論は国際的に通用しない。各々の島が国際的にどう扱われてきたかを 知る必要がある。しかし、日本国内では「固有の島」論が横行する。そして「断固確保」である。領土問題の関心が高まった今、国民の認識を変えるチャンスである。しかし、「固有の島」論がますます勢いづく。歴史的事実を無視しただただ「固有の島」。本当の愛国論ではない。


そうなんですよね。愛国だと右翼保守派と言われる人はナショナリズムをあおっているのですが、良く知らないまま、熱狂するのはいけないと思いますね。感情的に中国嫌いというのはまずいことです。

さらに、今の保守右派は従米、昔の保守とは違っているとのこと、なるほどそうだと思います。

今日右派と呼ばれる人は従米。昔に遡れば違う。福田 恆存は保守派論客。1982年4月2日朝日ジャーナルより(フォロアー提供)「日本人は米国と仲良くし、いう通りにすれば米国が喜ぶと思っている。
米国は日本が強大になることを望んでいない。無駄金を使わせようとしているのだ。 安保は米国にてごめにされて出来たものだ。安保を考え直すなら、まず現在の安保をなくす。その上で日本の体制をきちんとさせ、日本の自主性を明確にして米国と話合う。そうしてこそ対等の関係になる。」こういう保守派は今はいない。保守の名をかたる隷属者。


今の自民党の保守というのは昔の保守派とは明らかに違いますね。米国に対してこんな考え方はないでしょう。自主独立を真に目指すならば、米国と対等に話し合えるような体制を作ろうと、まずするのが先ではないでしょうか。
  1. 2012/10/03(水) 16:38:58|
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