ベーシックインカム制度

2015年も年末。
安倍政権の日本はろくなことがなかった。

最近の少し明るい記事といえば、先日フィンランドでベーシックインカムの導入を検討し始めるというニュースが流れたことだ。
540万人の全国民に月額約11万円(800ユーロ)のベーシックインカムを支給する検討を始めたということ。
2016年の11月までに最終決定するそうで、2017年から実験的に開始するだろうとも。
総資産522億ユーロ(7兆円)の予算がかかるが、ほかのすべての社会福祉支給を停止する予定とのことで、うまくいけば、複雑化した社会制度を一本化することで間接的な費用の支出を抑えられるとのこと。
生活保護が世帯単位の制度に対して、これは個人単位の制度であるからわかりやすい。

前から田中康夫氏などが、ベーシックインカム制度の導入について熱く語っていたのでとても興味があったが、まだどこもやっていなかったので、どうなるのか、とても興味がある。ちょっと考えただけでもとてもいい制度に思える。
(オランダの都市ユトレヒトでもベーシックインカムの試験制度の導入を実験的に秋から実施とのニュースもある。もうやっているのだろうか?)
フィンランドの場合は国民の7割が賛成としているそうだし、実際にやるのではないだろうか。

マイナスの意見は、その意見は、まず、勤労意欲をそぐというもの、みな働かなくなる、それから他国の貧困層がフィンランドに集まってしまって最終的に破綻するのではないか?というものである。
勤労意欲については、11万円だけでは最低限であるから、働ける人は他のパート仕事をする人が増えると思う。勤労意欲よりも安心感を得るという精神的プラス面が大きいと思う。貧困層が集まる件はほかの国もやれば済むことだと思う。

人間として最低限生きていく保障があってこそ、政府が存在する意味があるというもので、餓死するような人たちが街にあふれても、なにも手を差し伸べずに放置し、ただ一部の人が肥え太ればいいという社会を作るなら、本当に政府などいらない。みな勝手にジャングルの動物のように弱肉強食社会を生きていればいいのだ!

税金は無条件に取り立てるくせに、還付、年金など申請をしないともらえないわけで、たとえば高額払った医療費の還付を申請する場合も色々な書類、領収書を集め、計算して、書き込んで印鑑を押して、送付して初めて還付される。
義母のために毎年やるなんとかかんとか給付制度においては本人確認のための戸籍謄本を用意し、こちらのほうは家族である証明の戸籍謄本も用意し、手数料の小為替を郵便局に買いに行き、計算し、全部封筒に入れて送付するのだが、とにかく資料を集めるのがたいへんで毎年のことで苦労する。
それで月一万円程度の給付をもらうのだが、これがめんどうでやらなかったら、もらえないわけで、なにかおかしいと感じざるを得ない。
ベーシックインカム制度だけだったら、役所の人の仕事も減るだろうし、国民もこういった複雑な手続きがなくなってわかりやすい。
老齢年金制度も、生活保護制度もなくなるので、非常にシンプルだ。
ひとり親家庭、障害者の居る家族も、介護の必要な家族を持つ人も楽になると思う。


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2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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