「主権在米経済」

主権在米経済 The Greatest Contributor to U.S. (光文社ペーパーバックス)主権在米経済 The Greatest Contributor to U.S. (光文社ペーパーバックス)
(2006/05/24)
小林 興起

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最近は、政治、経済の話題で頭がいっぱいです。
郵政民営化に反対して、小泉内閣の送った刺客によって敗れてしまった議員の小林興起さんの書かれた本を読んだ。

小泉・竹中路線の改革の中で何故民営化などというアイデアが出たのか?この動機は何だったのか?
それは、今なら知る人も多い、アメリカから毎年出される「年次改革要望書」という改革案に沿った実行だった!
(これを最初に指摘したのは2004年関岡英之著の「拒否できない日本」この本も読んだのでまた別に書きたいと思っていますが。)
あまり政治家の書いた本など読む気がしなかったものの、この本は日本の国益を思い、熱心に考えた小林さんの熱意が感じられてわかりやすく読みやすかった。

さすがに政治家だけあって、行動力がある。
この「年次改革要望書」のことで米大使館に質問をぶつけ、直接、経済担当公使ジェームズ・ズムワルト氏に疑問をぶつけている。ズムワルト氏は『決して無理強いしてやれといったわけではありません。ただそうするなら応援するというスタンスです。』と紳士ぶって言うのみ、予想通りではあったが。
それからマスコミである新聞5紙に質問状を出している。
何故、「年次改革要望書」のことを書かなかったのか?と。
各社の態度はそれぞれだが、ほとんどが特に理由はなかったというのみ。

そんなマスコミや政治家や官僚に対して怒りをぶつけている。
当時は「年次改革要望書」というものがあるのは知っていても内容まではあまりわからないという政治家や知らされていない国民がほとんど。アメリカによって仕組まれた巧妙な誘導によってこの国の良いところがどんどん壊されていった。
もはや日本人のお金はアメリカに流れているが、共済も危ないという。
マンション耐震強度偽装で問題になった建築基準法の改正もすでに「年次改革要望書」に書かれていたという。派遣社員が増えて正社員が減ったのもここに書かれていたと言う。

これを読んだら、改革という美名のもとに改悪され壊された今の状態を知って後悔することばかりである。時間は巻き戻せない…。
ただ、今、世界の富を集めたアメリカ経済が崩壊しつつあることは、もはや悪事は続けられないということなのか?とも思う。
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テーマ:本の紹介 - ジャンル:学問・文化・芸術

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2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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