「どんどん沈みゆく日本をそれでも愛せますか?」

どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?
(2012/06)
内田 樹、高橋 源一郎 他

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3.11以前からのお二人の対談が載っている。話し言葉でわかりやすく、とても深い言葉がたくさんちりばめられていると思う。普通の新聞、テレビではあまり語られない内容だと思う。一般の人の多くが感じてることを代弁してるところが多々ある。一般の人が感じてることを実はマスコミなどはほとんどわかっていない、拾っていないのだ、と実感した。

たとえば、今の日本は”ハイパーアクティブ”病に陥ってると感じるという。とにかく元気でなくてはならないと強迫観念があるようだ。「頑張ろう日本」「元気出していこう」とスローガンがあふれている。元気がでないから、そう言うのだ。だから石原都知事や橋下市長や河村市長が持ち上げられる。元気でないとだめなの?元気ない人間は悪なの?老人も病人も悪なの?違いますよね。元気なくたっていい。

日本人のほとんどがおそらく感じているだろうこと。
”日本の農業をつぶして、外国の安い農産物を輸入すればいいじゃないか、その代り、パナソニックとかソニーとかトヨタとか世界に出て行って、稼げば帳尻合うんだから”という話。「それは違うだろ」と内心では思ってるはず。
本来、割高でも日本産の米を買ってあげれば、日本のため、とわかっている。
本来日本の政治家は「高くても日本の木を使い、日本の農産物買ってください。自分たちの身銭切って国を護りましょう。」とキャンペーンすべきだろう、と。
TPP賛成派の根本は「消費者は市場で一番安い商品を買う」という原理に基づいている。
政府とメディアの側に日本国民の知性と行動力に対する信頼感がない
有権者の知性を低く見積もっている。「みなさん、要するにお金が欲しいだけでしょ。」
石原都知事も橋下市長にしてもこういう態度。
人間は私利私欲でしか動かないと思っている。公共のために行動しないと信じきっている。
金を基準にしか行動できなくなってしまっていると。

人を動かすにには、まず、その人を信じなければ。
新自由主義好きな人は国民を馬鹿扱いし、自分たちだけ賢いと思ってるような感じがしてならない。官僚はさらに政治家も馬鹿にしてるけれど。馬鹿にされていい気分でいられない。
国民は内心馬鹿にされている、子ども扱いされている、と思いながらも半ば諦めの気持ちで従うしかない、というところではないだろうか。特に今回被災された東北の人々を見ていると、諦めたような感じがする。日本全体がこういう風な雰囲気で、そう、お金もらえればいいのさ、でもなんか違うんだよね…とそんな感じではないか。

さっきの元気ない日本論からいうと、こういう感じからくるのかも。
今年の夏の節電効果はすばらしく、2005年以降最低となったそうだが、こういう話からも日本人は節電しましょうと思えば、みんなで頑張れる国民だ。一丸となって頑張れる。目標を作れば、耐え抜くこともできる。原発廃止するために、そういう生活をがんばりましょう、というスローガンを出してくれれば女性を中心に頑張れると思うんですが、だめですかね??
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2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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