エジプト情勢

日経新聞のエジプト情勢の報道では
ムスリム同胞団のイスラム過激派との関連を疑い、低所得者や若者組織、世俗、リベラル派も支持をしていたが、今や失望している、と強調していた。
エジプト暫定政府の今回のデモ制圧は正しいと伝えたいらしい。
しかし実際は違うだろう。
エジプト出身のタレントのフィフィさんは怒っていた。
こんな報道ならやって欲しくないと。
本当はエジプト暫定政権は治安維持という名目で武器も持たない市民を殺しているのである。
東京新聞の報道では
…同胞団に「テロ集団」のレッテルを貼って圧力をかわす狙いとみられる。
…対話による解決を目指す意図がないのは明らかだ。
ムバラク時代に舞い戻りとある。

前ムバラク大統領は1982年から30年間政権を担ってきたが、彼らは親米・イスラエル路線だったため、長期政権だったのだろう。長い間エジプトはイスラエルと親密で米イスラエルの傀儡だったのだ。
田中宇さんのブログを読むとたいへんに詳しくこれらの歴史がわかる。
2011年のエジプト革命によってムバラクが辞任、ムスリム同胞団のモルシ氏が軍政を退けて大統領になった。ここでやっとイスラム民主主義が始まった。
しかし日本の鳩山・小沢民主党政権と同じく?今年2013年、モルシ政権に対する不満のデモが増えてきて、暫定政権、軍が乗り出して、治安部隊という名目でデモをする民衆を殺している。
ムスリム同胞団は平和的な座り込みデモをしていただけで、過激なことをしたわけではないのだ。
ムスリム同胞団は米従属から離脱をめざし、EUのようにアラブ世界をひとつにまとめたいという考えもあったそうだ。

そして、そういう考え嫌がるのは米右派やイスラエルで、モルシ政権を倒したかった、と思うのは自然である。
この裏には彼らがいると考えられる。

反米のイランをイスラエルがしつこく攻撃しているが、エジプトがイランとイスラエルを和解させたいと以前動いていたそうで、エジプトの力は放っておけないと米国右派はおもったのではないだろうか。
米国右派は世界中が米国の傀儡政権となるまで、裏に回って紛争の火種を起こし、人々がおとなしくなるまで殺しあうことを望んでいるようだ。

エジプトに起こっていることは日本も同じことで、常に中国と韓国とロシアと日本は紛争の火種をくすぶらせ、米国に従属させ続ける。鳩山政権が東アジア共同体構想を述べたとたんにつぶしにかかった。

闘うべきは米国右派のこうした力であるのに、日本国内でもめている。本当はもめている段ではないのに、大きな敵が迫っているのに、韓国人がきらいだの、中国嫌いだの、くだらないことで目くじらを立てているのは本当に時間の無駄だとあせってしまう。
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2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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