戦争、徴兵

父は若い時、多くの友人、知り合いを戦争で亡くした。
父は”戦争に行って死んだ人は皆優秀な人ばかりだった”と言った。
徴兵検査で甲乙丙とあって、体の貧弱な弱い人は不合格で
体格のいい健康体の人が合格だったから、
心身ともに健康な若者が戦争に行って皆死んだのだと。
父は当時まだ若く理工系の学生だったのでぎりぎり兵役を免れた。文系なら戦場に行った。
戦後、”日本は優秀な人材をほとんど失ったのだ”と。


皆、お国のためにと喜んで戦争に行った。
「万歳」と皆で言って送り出したのだ。
これが美しい日本の姿なのだろうか。

日本のお国を守るために、愛する家族を守るために。
日本男子の気持ちは純粋だったと思う。

こう考えると、本当に国を栄えさせたいならば、優秀な人材をたくさん持つことが国のためなのに、
大事な人材をたくさん失うことになる戦争は国を滅ぼすことなのだとわかる。


最近の戦争、貧困大国アメリカではお金のために兵役についている人が多いときく。
学生用のローン返済で苦しませて、兵役につけば楽になると甘い言葉で誘うそうだ。
体をぼろぼろにして帰ってくる人も多いと聞く。
アメリカも健康で輝く将来があった若者をぼろぼろにし、その将来を絶望的にしている。

徴兵制度のある国が多いが、若者がたくましく成長するから良いという意見がある。
これは本当だろうか。
確かに恐怖心を味わって、厳しい環境に身を置くとそれを乗り越えたときに強くなれる。
しかし、それはショック刺激療法ともいうべきもので、ショックの耐性をつけるだけのことだと思う。
血を流したり仲間が苦しんだり、亡くなっていくことを見てきても激しく動揺せずに冷静になれるように訓練される。
訓練された犬のようなものだ。
ストレスに耐性がついて強くなっても、それは一見のことで、精神的な奥の部分では傷ついており、精神疾患に悩む元兵士が多いと聞く。

本来は、人と助け合う、残酷なことはしない優しい人間が育つべきだ。
弱っている人を助ける、同情する気持ちを持てない人間を育ててどうするのだ。

安倍総理は大事な日本の若者を戦場に送り込む事の恐ろしさを想像できないのだろうか?
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Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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