金融危機のおかげで

9月15日以来、世界金融危機になって、
本でアメリカの貧困の実情を読み、
年次改革要望書の話を知ったら、もう知らん、では済まされないと思うようになった。
こんなB層の人間も目覚めてしまったんだから。
もうだまされません。
小泉竹中内閣の改革の時はなんにも知らなかったから、
小泉さんはわかりやすくていい感じだし、どんどんやってもらいたいと思った。
あの時、深く考えて投票した一票と私のように雰囲気で投票した人の一票が同じなのだから困ったもんである。反省。

しかし金融危機のためもあってか、新自由主義路線の改革がストップしている。
自民党内でも社会保障費抑制の方針もやめようとしているようなのでよかった。
毎年2200億円も削ろうとしていたのだから、驚く。

昨日のサンデープロジェクトで竹中平蔵さんひとりを呼んで弁明させようとしていたが、今聴きたいのは彼の話ではなく、できれば、亀井静さんや森田実さんや市橋克人さんなども呼んでこれからどうして行くべきかという話をゆっくり聞きたかった。

科学の世界では正解がひとつで、真理、原理がひとつなのだけれど、政治経済の世界は人間の行動や心理がからんでいるからか、これひとつが決定的に素晴らしい正解の政治経済のやり方だ、というものはないと思われる。いくら統計から計算してもその通りにうまくいくとは限らない…。
ミルトン・フリードマンらの新自由主義は自由に能力を生かせる場を提供するといったきわめて自由を尊重する主義だと思う。どんな悪条件で生まれてきても、努力さえすれば(頭脳が優秀ということは努力だけで間に合うのか疑問もあるが)、成功でき、かつ億万長者になることも可能な世界。
だが、運悪く落伍した場合、ちょっとサボってしまった人には這い上がりにくいため、弱肉強食の世界と化した。それを見放す冷酷さを持って生きていくことができる人には都合が良かった。

今は人間の欲望をむき出しにしたらとんでもないという考え方こそ、必要ではないか?
人間の欲望を暴走させないシステムは、悲しいかな、人間にはやはりまだ必要でしょう。

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Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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