ニューテンの部屋

政治経済関係の本の内容紹介とその勝手な独り言など書いています。

戦後の日本の平和と繁栄は戦争の犠牲者のおかげ?

「日本会議~戦前回帰への情念~」山崎雅弘氏の本より



2013年12月26日安倍首相は靖国神社へ参拝。
その時の談話は
今の日本の平和と繁栄は今を生きる人だけで成り立っているわけではありません。
愛する妻や子供たちの幸せを祈り、育ててくれた父や母を思いながら戦場に倒れたたくさんの方や母を思いながら戦場に倒れたたくさんの方々。その尊い犠牲の上に私たちの平和と繁栄があります。」


安倍や高市ら閣僚は
戦後日本の平和と繁栄があるのは、先の戦争で命を落とした日本軍人のおかげだ。だから哀悼の誠をささげるのだ。」
という説明を行って靖国神社参拝を正当化しています。

しかし、実際 戦後の日本の平和と繁栄を築いたのは焼け野原から復興に従事した人々、…戦後日本の経済発展に尽力した人々であり、戦死した軍人と論理的に結び付けることはできません。
戦前、戦中の「軍事偏重」の政策、天皇中心の国家神道体制をあのまま守っていたら、今の経済繁栄はなかったのです。
敗戦によって日本が民主化されたから、実現したので、あのまま敗戦せずに来ていたら、「軍事偏重」の非民主的な国として国際的に孤立した国になっていた可能性があります。
…軍人の死は無意味ではなかった、と思いたい、素朴な優しさと思いやりのあらわれで、それは尊いものであるけれど、利用されやすい感情です。「英霊」と呼び、美化礼賛、それを今日の平和と繁栄を結び付ける巧妙な心理の誘導です。

という部分があります。
この点は重要だと感じました。

私にも戦争で亡くなった親類(叔父)がいます。今の日本人で戦争犠牲者が親類にいない人はいないと思いますが、今の日本が戦争が終わり、平和になったことを喜び、いつまでもつづきますように、と皆が思っていますから、安倍総理らが、靖国を参拝して、こういう意見を言われると、そうだな、と納得させられる、うまい言葉だったんですね。
「日本会議」の面々が軍国主義の日本を美化しているのは、たんなるかぶれか、と甘く思ってみたりしたのですが、そんな流行りものみたいな思想で、長く続くでしょうか。彼らが長く続いているのは、絶対に裏から金を渡している団体なり、組織があるはずです。安倍政権にべったりの「日本会議」が裏側にいたのではなくて、「日本会議」を盾にしてさらにその裏には何かが居るにちがいありません。それは米国にいる戦争屋、軍事産業企業かもしれませんし、もっと他の何か…。宗教団体の顔をしていて、支援する団体がある、金が動いているんだろうと思うのです。
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  1. 2016/08/23(火) 14:27:27|
  2. 安倍政権
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