来年明治150年、政府が推す明治ブームにはまどわされないように。

東京新聞の記事は私の今の関心にドンピシャでした。
こちら特報部
「勝てば官軍」史観に異議! 
来年明治150年
東北では「戊辰戦争の節目」
敗者の歴史に光を
北海道150年アイヌ文化発信へ
「和人ファースト」脱却
政府が推す明治ブームに危機感
の見出し記事。

ちょうど、私は明治維新の本の三冊目を読んでいました。
「明治維新という幻想」森田健司著です。


いかに会津藩が江戸庶民にとって希望の星で、正義の味方だったのか、
戊辰戦争で気高い精神で戦った庄内藩、それに比べて長州薩摩の新政府軍がいかに野蛮で冷血な戦い方をしてきたか、
今の東北、福島の被害、今も政府の東北にたいする冷たい視線を考えると朝敵とされてきた藩の悲劇はいまも続いているのか、と思えていた矢先だったので、おおっと思ったのでした。

明治維新で新政府軍は近代化のために戦ったのではなく、ただ「私欲」に突き動かされた薩長が、政権を獲得しようと暴れていただけだったということも知りました。
会津藩の政治への態度は家訓としてあったのは、
「政治は利害ではなく、道理に基づいて行われなくてはならない。また、評議には「私意」を挟んではならず、そして争う場合にも「我意=わがまま」を介してはならない。」
という立派なものだったそうで、こういう事実を考えるとこれほど立派なほうが負け、どんな汚い手を使ってでも勝ったほうが正しいとされる、勝ってしまえばこっちのものという歴史のその現実を知ってがっかりしたのでした。政治家がそういう精神ではいい世の中になるはずがないでしょう。

その汚い手を使って勝った明治政府を礼賛する今の政府も私欲だけで、弱い者も守らず、今だ、イケイケドンドン、道徳心もなく政権を動かしているので同じ精神構造だと言えます。
もちろん、こうやって明治維新を一方的な見方をすることはいけません、歴史は一方的な見方からしか伝わらないのでしょうが、あらゆるほうから目や耳をふさがずに知ることが大事だなあと思う次第です。

早くこの明治政府からの薩長の呪縛を解きたいものです。
そのためにも政治家選びで、北海道、東北、沖縄の人が多く選ばれるべきだろうと思いますが、短絡的でしょうか。
スポンサーサイト
プロフィール

newten

Author:newten
2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード