「NHKスペシャル激論2009」をみた。

2009年1月1日、『NHKスペシャル激論2009』を見た。
竹中平蔵、岡本行夫、八代という小泉改革派VS金子勝、山口二郎、斎藤貴男の小泉構造改革反対派と中間派と思われる勝間和代という論客。

NHKなので、司会者(三宅アナ)は民放の田原総一郎氏と違ってさえぎったり、意見を押し付けることがなく、まとめ役として、まあまあ良かったと思う。
しかし、いまさら竹中氏を出して彼が反省の弁でも言うのなら観る価値もあるが、相変わらずワンパターンの主張を繰り返していたので気分が悪かった。
NHKの作成したVTRで「市場原理主義」という言葉が何度も出てきたので、少しは世論は変化しているのかと感じたが、冒頭で竹中氏が”NHKで「市場原理主義」という言葉がでてくるとは”と抗議ぎみに言っていたのも印象的だった。彼らは「市場原理主義」という言い方は大嫌いみたいだ。


結局、新自由主義、市場原理主義者と言われる竹中氏など、洗脳されてしまっているのだろう。カルト教みたいなものである。
目の前に起こってる状態を見ないで、理屈だけを唱えている。
そしてまるでないことを、あることのように語る。
貧困も格差も原因はここにあったとは認めないようだ。
目が覚めないと現実を観ることができないかもしれない。

斎藤貴男氏は国民の幸せのために政策があるはず、経済成長のためにあるのではないとおっしゃていたが、その通りだと思う。
山口さんも痛みを共感できることが政府の態度だと言っていたがその通りだと思った。
金子さんはもっと言いたいことがあったと思うが、(もしかして編集された?)怒りモードのいらいらした感じの竹中さんに比べて終始、乱れることなく、余裕をもって語っていた。竹中氏、オランダ型の「同一労働、同一賃金」にしようとしたら、抵抗勢力に反対されたと言ったので、あの時そんなこといってましたかと疑問を投げた。そうしようとしたなら、改革する順番が失敗だったということになるが。

本当は今現在、追い込まれているのは竹中氏のほうのではないかと思うが、他のブログをのぞいてみたら、彼のほうを指示したいという人が多くて驚いた。やはりディベートがうまいのだろう。
反対派の3人を情緒的、理想論、現実的ではないと批判していた。

反対派の人から「年次改革要望書」のことが一言もなかったのは残念だった。

年功序列、終身雇用、既得権益のある年配者などが若者の雇用を阻んでいると言った勝間さん、私はそう思わないが、山口さんもそれに異論を唱えていたが遠慮がち。

竹中氏は”法人税を下げないと企業は海外へ出て行ってしまいますよ”とまた言っていた。
またまた脅しか。

彼は内向きになった若者に対して、今は前までの財産を食いつぶしてるだけ、このままじゃ新しいものは何も生まれない。”なんとか原理主義”とか情緒的なことを言ってる場合ではない。世界は厳しい状態になる。リアリストたれ、だそうだ。随分と若者にも厳しい。まるで戦争にいけと言ってるようだ。

私も今まで国の諸々の団体での不正な予算、無駄遣い、そういうお金が無駄だったと思っていたが、郵政民営化等でアメリカに流れてしまった金のほうが無駄というか、恐ろしいと思うようになった。アメリカに流すために障壁を壊してそのパイプを通すようにしたのが小泉改革なのだから。

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2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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