IMFの構造調整プログラムって…。

また続いて安部芳裕著「金融のシステムは全部ロスチャイルドが作った」から
IMFについて、それから途上国へしてきたことを検証します。

IMF(国際通貨基金)はWTOとともにグローバリゼーションを推進する中心勢力であるとともに
同時に途上国を支配する機関でもあります。

戦後、植民地が独立しましたが、貿易は一次産品の30品目にかぎられ、輸送手段、販路は自由ではありませんので、結果、赤字になってIMFや世界銀行から金を借りることになると、『構造調整プログラム』を受け入れることが条件で、自国の経営権を失ってしまいます。
その「構造調整プログラム」の内容とは
○緊縮財政
○付加価値税など増税
○公的企業の民営化
○生産性や外貨を向上させる産業の促進(森林伐採、ダム建設、コーヒーココア、サトウキビ栽培)
○高金利や通貨切り下げ
○各種規制緩和、金融、投資、貿易の自由化

つまり公的サービスを切り詰めて借金を返済させ、国民に増税をかけて、さらに外国企業に公的部門を売却して返済をさせます。自国民が食べる食糧ではなくて、外国に売る作物を作らせるので飢餓が生まれます。通貨を切り下げて国民の借金が膨らみます。こうして途上国は借金地獄へ落ちていきます。債務の鎖につながれた奴隷と化して抜け出せないのです。


ちなみに…
米国の新植民地主義の手口を示します。
米国が資金提供し、軍事力で民主主義運動を弾圧し、親米の独裁政権を作り上げます。
親米政府に様々な法律を作らせ、外国企業が自由に土地を使い、高い利益を上げられる環境を作ります。
軍隊を使い、虐殺行為を繰り返し、特定の地域の住民を追い出し、土地を外国企業のために確保。その国からは多額のODAが親米政府に出されます。そして空いた土地に続々と外国企業が進出。外国企業は人権無視、環境破壊など行って経済効率を高め、油田、高山食物プランテーション開発、木材伐採をおこないます。こうして多国籍企業は、自ら手を汚すことなく、侵略を実現し、資本を広げ利益を得られるのです。土地を奪われた人たちは抵抗勢力となって闘いますが、それは”テロリスト”と呼ばれ、圧倒的軍事力で弾圧されることになります。

○○○○○○○○
よくもこれほどの悪いシステムを思いつくものだと思います。
発展途上国と言われる国、こういうシステムで浮上できないようになっていたんですね。
(発展途上国とは失礼な言い方で伝統的民族文化を原始的とみなす文明国の驕りであるものの。)

IMFの「構造調整プログラム」の内容はどこか見たことがあると思いませんか?
小泉竹中の構造改革と似てるなあと私は思ったんですが。
緊縮財政、公的企業の民営化、各種規制緩和、食糧自給率の低下。
「年次改革要望書」って結局このプログラムと同じようなものでは?
このままいけば、日本も鎖でつながれた奴隷化された国、植民地化された国になることろでした。
いや…もうなってるのか?
ただ、違うのはまだ日本は第一次産品だけでなく、貿易の販路の自由があり、通貨の切り下げで国民のもっていた貯金が一気になくなってしまってはいないのですが…。
金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)
(2008/09)
安部 芳裕

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2008年9月リーマンショックの金融危機から日本の政治経済に目覚めた普通の主婦です。今までB層とバカにされていたと気がつきました。

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